伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~

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    自死

    828 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/02/26(木) 23:10:56 ID:bpyCMjgl.net
    朝出勤したら先輩が事務所で首吊ってた

    警察に連絡
    救急車呼ぶ
    上司に連絡
    先輩の家族に連絡
    事務所の課員全員に連絡
    本社に連絡
    一生分と思えるくらい電話かけまくった。

    通夜の時に本社から来た人間数名が裏でめんどくさいだの事務所でタヒぬんじゃねえだの根忄生ねえだの言ってるの聞いて俺ブチ切れ、大喧嘩。
    それが元で本社に異動(何するかわからんので監視するって名目らしい)
    5年くらい前の話。
    晴れて、4月に本社から異動になったので清々してる。

    今だに喧嘩した人らとは会社で会ってもお互いガン無視。部署が違ったのが救いと言えば救い。

    3月末に送別会と称して部署の人間と飲み会するのでそこで全部ブチまけてやろうかとも思ったけどまあ、放っておくのが吉か。

    652 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2021/03/20(土) 22:05:02 ID:6F.zv.L1
    会社であったこと。

    うちの会社は、朝礼でその日の予定と朝礼当番のお話というものがある。

    別に御大層なものではなく、
    「この間塩と砂糖を入れ間違うというありきたりすぎるミスをしました」
    とか
    「先日ご近所トラブルに巻き込まれました、解決策募集中です」
    といった笑いを誘うものから、

    「先日ニュースでこんな話をしていて、他人事ではないと思いました」
    「政治家の失言が話題になってますが僕はこう思います」
    といったちょっと真面目なものまで、大体1分くらい話す。

    そして、「みなさんも是非考えてみてください」といった、皆への呼びかけで〆る。

    ある時、Aさんという女忄生が朝礼当番になった。
    Aさんはいつも「この間、美味しそうなツナ缶を買いました。猫用でしたが案外いけました」みたいな笑いを誘う系が多かったのだが、その日は違った。

    「私は最近、『苦労した人は、その苦しさを知っているから優しくなれる』みたいな話は嘘だと思っているんです。
    私に優しくしてくれた人はみんな平穏な毎日を送っていて、余裕のある人ばかりでした。
    苦労した人は、苦労しただけ歪んで終わりだと思います。色んな言葉に傷ついて、ただ歪んで終わりです。

    その歪みに気づいたときにはもう後戻りできません。

    人に優しくするには、常に余裕がないと駄目なんだなと思うようになりました。
    みなさんも、後戻りできないなんてことにならないよう、もし余裕が無くなりそうな時ほど落ち着いてみて下さい」

    みんな最初はにこやかに聞いていたが、話し終わると(何かあったのか?)という不穏な空気になっていた。

    上席達は「Aさん大丈夫?何か辛いことが?」と聞いていたが「なんにもないですよー、大丈夫です」といつも通りニコニコしていた。

    その翌日は冬季休暇だった。みんなで良いお年を、と挨拶して別れ、年明け出社するとAさんがいない。
    「あいつ出社日間違えたなwww私子も新卒のときやらかしたよなww」と上席達が連絡を取る中、私は休み前の『歪みに気づいた時にはもう後戻りできません』という言葉を思い出していた。
    凄く嫌な予感しかしなかった。
    (なにかあったんではないか、いやまさか、寝坊であってくれ)
    と心臓がバクバクしていた。

    朝は笑っていた上席が、夕方には険しい顔になり、

    「…ご実家にも電話したが、今朝行ってきますと家を出たらしい。事件か事故かわからないが、Aの行方がわからない。もしAから電話があったら、その時は声を荒らげず落ち着いて話を聞いて、俺につないでくれ」

    と終礼で発表。
    みんな「Aさん、なんか休み前の朝礼で変なこと言ってたよね」と不安がっていた。

    そして翌朝、Aが遺体で発見されたと涙を流して顔を真っ赤にした上席から報告があった。自杀殳だった。
    仕事ではなく、家のことで苦しんでいたらしい。
    それ以上の事情はお局さん経由で回ってきたが、Aさんの家はお母さん一人しかおらず(つまり母子家庭)、そのことで、婚約していたグループ会社のBさんから「親に反対されたからやっぱ無しで」と婚約破棄されてしまったらしい。

    しかもBさん、周りにもAさんとの忄生行為など気を使う話題を男仲間やBさんの上司にバラしまくっていたことが後々わかった。

    殆ど関わりがない会社だったので、気づかなかった。
    お局さんはAさんと仲良しで、Aさんの幼い頃の苦労話などもよく知っていたから余計許せなさそうだった。

    その年行われた会社の食事会で、Bさんがニコニコ笑いながら「Aがご迷惑おかけしましたーw」と酒を継ぎに上席や私のところへ来たのも衝撃だった。ブチ切れた上席に怒鳴られ追い返されていた。

    何か辛いことがある度に、「歪みに気づいた時には、もう後戻りできません」というあの一言を思い出す。
    Aさん、とても優しかった。愛されてた。みんなが泣いたのが何よりの証拠だと思う。




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