764 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/10/22(木) 10:02:28 ID:Ayf
俺は花屋の三代目。暇と花を売ってる。
バイトなんか雇うなんて出来ない零細店舗
中学生の職業体験を受け入れることになった。
女の子が二人割り当てされたがする事ない。
真面目な二人は、掃除なんか頑張ってくれた。
ニコニコ笑顔で接客する姿勢は好感が持てた。
数日のお手伝いだか、花束の作り方を教えたりして売れ残り花をあげたりした。好きな人にプレゼントしなよとか囃し立てからかった。
それから、一年後に高校生になった所でアルバイトをしたいと相談しにきたが給料払える程忙しくもないし諦めてもらうために早朝の仕入や、葬式の納品だったりと華やかな仕事でないことを水仕事、手や腕は傷だらけになることを教えた。
二人の女子高校生は、それでもやりたいと言ってきたがお小遣い程度の給料しか払えないことを理解してもらい、学業に差し支えない程度に働くことになった。二人とも大学卒業までの7年定休日意外は程毎日交代で店番をやってくれた。
それから、彼女らは同じ時期に結婚をする事になったと報告と招待をしたいとの事だった。

俺んちみたいな小さい花屋でも、結婚式場の出入りはあったので式場に花を添えたいと彼女らには内緒でということでお願いしました。
色んな、花を式場に運んだ。花粉対策で水洗いしたり飾り付けなどで前日の夜から本気のセッティングをかましてやりました。
花の仕入料金は懐が痛かったが今までの感謝と御祝いで三万本以上飾った。
余り多すぎる花が式場でははじめての事でパンフレットの表示なる位に凄く喜ばれた。
ちなみに、祝儀は一万しか払えないかった。
それから、二回も同じ事したので開業以来の大赤字を出して小遣いがなくなった。
その代わり、結婚式場の依頼が少し増えた。
結婚式に花嫁は花が良く似合うと思った。
いまだに、二人が店番を手伝ってくれている。
感謝してますよ。