484 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/08/24(月) 16:50:48 ID:ZldFZAhQ.net
さっき見たドラマみたいなワンシーン

四国某所に出張中の私
一次産業にがっつり関わる仕事なので地方の田舎にはよく出向く
出先での会議がとんとん拍子で終わり、予定よりだいぶ早めにホテルに帰れることになった
上機嫌で帰りの駅へ向かうと、部活か補習の帰りなのかJKがちらほらといた

一時間に二、三本の電車を待っていたら、やたらでかいガタイにいかつい顔の酔いどれジジイが登場
大声でずっと独り言を言ってたんだけどそのうち読書をしていたJKに絡み出した
JKも始めはやんわりと躱していたがジジイがしつこく絡み、心底嫌そうな顔になっていく
このときホームにいたのはヨボヨボのおじいちゃんおばあちゃんたち、JKが数人、私だけで頼れる男の人なんていない
助けたいけど、正直すごく怖くて勇気が出なかった(すみません)

すると突然「おっちゃん、何してるのー」と飄々とした声
JKと同じ学校だろうか(このあたりは高校がひとつしか無いんだけど)
高身長&爽やかな男子学生が登場した

「このねえちゃんが相手してくれねぇんだよー」
とニタニタしながら漏らすジジイに
「そっかそっかー、今日はなんでそんなに酔ってるの?」とにこやかに話し始めるイケメン君
そしておっさんには分からないように「今のうちにあっちに行ってて」という手配せをJKに行う

イケメン君とジジイは別に知り合いでもなんでもなかったみたいだけど柔らかな物腰が気に入ったのかどうでもいいくらい酔ってたのか、ジジイはそのまま話し続け、無事にJKは難を逃れた