246 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2016/06/19(日) 00:31:24 0.net
俺の実家のふすま(障子じゃないよ)の張り替えの時の話。

もう、5年くらい前になるのだが、業社に頼んで実家(一戸建て)のふすまの張り替えを行った。
張り替え終わったふすまを業社の若い兄ちゃんが一人で運んできたのだが、1枚だけ前のふすまの紙を剥がさずに、そのまま新しい紙が張られていることに気付いた。

俺+俺母「これでは受け取れません。ちゃんと張り替えてください」
業社の兄ちゃん「「俺は運べと言われただけなので、良く分かりません。料金は〇〇円です」

だと。俺たちがこれの張り替えが先だと食い下がると、「金を踏み倒すつもりですか!」と言って、玄関先に出て会社に携帯で電話し始めた。
会話の内容は聞こえなかったが、電話を始めて5分後くらいに、その兄ちゃんは俺に近づいてきて
「社長が話があるそうです」
と俺に携帯を渡してきた。その社長も既にヒートアップしていて
「今からそっちに行くから金を用意しておけ!」
というようなことを一方的に言われてガチャ切りされた。

電話の後の業社の兄ちゃんは何故か態度が大きく、「社長が来るから、お金払うなら今のうちだ」というような意味合いの事まで言いやがった。
俺はこんな仕事で金を取ろうと出張って来る社長なので相当のDQNだと覚悟して、買い物に出かけていた親父を呼び戻し、母には両隣の旦那さんに声をかけてもらった。(この日は土曜日)
戦闘態勢を整えて、家の前でふすまを持って待っていると、1台の軽トラがやって来た。
怒りの形相の60代くらいの頑固そうな見た目の社長が運転席から降りてきた。
俺はいよいよ戦闘開始かと思ったが、その社長は俺たちの目の前までくると、数秒固まって、いきなり頭を下げてきた。

ここからは急転直下で話は解決に進んだ。
何のことは無く、業社の兄ちゃんは「俺たちが金を払わずごねている」とだけ社長に伝えていた。
しかも、その兄ちゃんが実は問題のあった1枚のふすまの張り替えを担当していたのだ。(手抜き作業のことを社長に言いだせずに嘘をついた)
業社の兄ちゃんは俺たちの目の前で社長にぼこぼこに殴られて、ふすまと一緒にお持ち帰りされた。
後日、社長と坊主頭の兄ちゃんが菓子折り持って謝りに来ました。

でか、なんですぐばれる嘘付いたんだよと言う疑問は未だに晴れない。