561 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2019/03/15(金) 23:18:44 ID:Ns1dLLuS.net
すごく長いので読み飛ばしてくれ。

現在の企画部に異動して半年が経つ。そこにはバイトのような立場で20年以上勤めているおっさん(50歳)がいた。
バイトから社員になる人も多い会社だが、おっさんはあまりにも仕事ができないので、バイトのまま雑用みたいなことだけやらされてたらしい。そして部署のみんなからあからさまに馬鹿にされていた。
それを俺と同時期に企画部に異動してきた部長が不憫がって、契約社員にしてあげた。
部長もおっさんが仕事できないことは知ってたようだが、「俺がちゃんと教えてやる」と言って、そこそこ重要な仕事を任せた。
すると、やっぱり仕事の出来は悪いわ、納期は守れないわ、ミス連発するわ、クライアント切れさすわ、遅刻癖直らないわ、しょっちゅう居眠りしてるわ、実はアル中だと判明するわで、部長は早々に匙を投げ、なんと俺(32歳)に「指導してやってくれ」とぶん投げてきた。
会社の反対を押して契約社員にした手前、少しはマシになってもらわないと困るのだと。
だが俺は、半年前にこの企画部に異動になるまでは経理で、まだ全然まともな仕事ができてない。おっさんより俺のほうが全然素人。
それでも部長に押し切られ、しぶしぶ面倒をみることになり、最初にどういうふうに仕事を進めているのか聞かせてもらったら、そもそも納期までのスケジュールを一度も立てたことがないと判明。
「まず締め切りから逆算して、いつから何を始めるか予定を立てないと……」と言うと、「えっ!?スケジュールってそういうもんなの!?」とものすごく驚かれた。
驚くのはこっちだ。
他にもいろいろ驚きの事実が判明したんだが、そのたびに「それはこうしたらどうですか?」とか言ってたら、おっさんが頭をかきむしって、「俺の20年のキャリアはなんだったんだあああああああ!!!!」と叫んだ。
そう言うだけあって、プライドはあるんだろう。でも俺ですら10分でできるようなアイデア出しとかに半月もかけて、ようやく「これでどう?」とか持ってくるけど本当に出来が悪い。
今日も同じことがあって、仕方ないからおっさんの前で3つくらい案出して、独り言みたいに「2番が面白いと思うけどキツすぎて嫌われるかな、3番だと無難かな、とすると1番かな、でも2番が…」とかぶつぶつ言ってたら、おっさんが「俺は1番がいいと思うよ!」

もう会社行きたくない。