216 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2019/01/23(水) 20:49:12 ID:orT
最近の村八分訴訟のニュースとか、田舎の人側の意見の書き込みとか見てたらちょっと喋りたくなった。

うちはそこまで極端な田舎ではないけど村気質の残る地域に引っ越したら、住み着いて10年経ってもよそ者扱いされてたよ~
別に地域に非協力的だったとかではなくうちの両親は押し付けられる自治会の役員もいろいろ引き受けて、
子供の自分も各戸に配る紐づくりから広報の配達とか手伝った思い出がある。

衝撃だったのは、自宅そばの街灯を消されたことw
私道でもなく近隣3軒くらいが主に使う道だったんだけど、そのうちの1軒が我が家が引っ越してくる前に玄関側に自分で設置してたらしいんだよね。
確かによく見たら根元は塀の内側にあったし。
それを、新参の我が家も恩恵を受けるのは腹立たしいみたいな理由で消してた。
だけど別に公共の街灯が全くないわけでもないし、うちも別に困るわけじゃないからしばらく気づいてなかった。
2ヶ月くらい経って、うちの親が「そういえば近所にある電球の切れている街灯って役所に連絡した方がいいのかな?」と考えて初めてそういう経緯が発覚したw

地域のお祭りでは代々住んでいる家、特に本家とかの子供が当然のようにいいポジションをもらって、
よそ者のうちは練習にも参加させてもらえず、当日他の子供がお神輿かついだり太鼓叩いてるのを眺めるだけだった。
自治会も子供会もうちの親は積極的に雑用を引き受けたりして地元神社の氏子にも二つ返事で登録したし、
毎年のお金だけじゃなく寄付金も頼まれたらちゃんと何口か出してるのにね。
お祭りで自治会が各家庭の子供に駄菓子の詰め合わせを配るんだけど、明らかに登録人数より購入数が多くて
中心にいるじじばばが余ったそれを孫に持って帰ってしまう。
(ある年にうちの母と仲の良かったお嫁さんがこっそり一袋流してくれて知った)

そういうエピソードは他にもたくさんある。
成績が良かったから自分の希望で国立附属中を受験したんだけど、願書を出すときには小学校の内申書がいるのね。
それを担任にお願いしたら、校長から電話がかかってきて親が呼び出された。
「親が無理やり子供に勉強を押し付けるのは~」とか子供は地域で育って云々だの、しまいには
「落ちて公立中に通ったらいじめが~」なんてことまで言われたらしい。
結局受かったんだけど、国立中学は1次試験の後に完全に運の抽選が挟まれるからその時はタヒぬほど神頼みしたな。

同じ小学生の子供がいる家庭のおじちゃんおばちゃんは優しかったけど、それ以外の大人の視線はいつもじろっと冷たいのを子供心に感じてた。
代々地元な友達から見た地域は全く違う印象らしいけどね。
別に東京がそこまでいいとは思わないけど、村気質のある田舎はこりごりだなぁ。
もちろん新参古参の差別がない雰囲気のいい田舎もあるとは思うけど、あまりに博打すぎて引越したくはない。