460 :伝説の鬼女 ~修羅場・キチママ・生活まとめ~ 2015/02/10(火) 11:03:01 ID:LUG
みんなほどスカッとはしないし、おれが何かしたわけでなない復讐?話。
雪で仕事が捗らないので投下してみる。長いので2つに分ける。

おれは農家の長男。
祖父は兼業だったが親父は脱サラで専業農家になり、数年後雇用を機に法人化。
おれは大学卒業後2年ほど社会勉強した後帰郷して実家に入社、今は役員をやってる。

で、おれには帰郷してしばらくし、付き合った女の子がいた。Aとする。
Aとは地元の友人主催のBBQで知り合い、共通の趣味が多く意気投合。すぐに交際スタート。
Aはいつもニコニコと朗らかで優しいし、よく気がつくし、美人。おれはベタ惚れ。
おれもちょうど農業に慣れた頃で、1年もすれば結婚も意識していたので、あちらのご両親に挨拶する場を設えてもらった。

向こうの実家に招かれ、まずは今まで挨拶できなかった非礼を詫びた。
あちらのご両親は上品で優しそうなお二人で、いえいえ、いつも娘がご迷惑をおかけしまして・・・、みたいな感じだった。
挨拶もほどほどに、改めて家族構成や職業なんかの自己紹介をはじめた。
が、おれが農家だと知った途端、ご両親の態度が豹変。

うちの娘は百姓にくれてやるために大学まで出したわけじゃない!(ほんとにこう言われた)とか
おっとりしたうちの娘をだまして奴隷のようにこきつかうつもりだろう!とか
両親で攻める攻める。おれ突然の豹変にオロオロ。
Aにヘルプを目線で送ったが、Aもオロオロ。仕方なくその日は帰った。

親父が農業始めた当時は母親や祖母も肉体労働していたけど、ここ何年も2人は農作業なんてやってない。
Aは職業が金融系だったので、結婚したら経理手伝うよー、とか冗談っぽく言ってたけど、別に実家の仕事やってもらおうとか思ってなかった。
それに、両親からは「お前の嫁さんになる人には無理やり家業やらせるようなことはしたくない(だから結婚相手はお前の好きにしろ)」とか常々言われてた。
経理や事務は母親と従姉妹で回ってたし。